小林亜星 作詞家・伊藤アキラさん追悼「この木 なんの木」などでコンビ「不思議な関係」

[ 2021年5月22日 19:00 ]

作曲家の小林亜星
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 作曲家の小林亜星(88)が、15日に急性腎不全のため80歳で死去した作詞家の伊藤アキラ(本名・伊藤皓)さんを追悼した。

 伊藤さんは1940年生まれ、千葉県出身。「この木 なんの木 気になる木」で知られる日立のCMソングや「イソジン」「かっぱえびせん」「青雲」など、多くの人になじみのある曲の作詞を手掛けた。

 伊藤さんが生み出した日立のCMソングや「パッ! とさいでりあ」などの作曲を担当した小林がコメントを発表。内容は以下の通り。

伊藤アキラ氏ご逝去に関する小林亜星のコメント

突然の訃報にただ驚いております。

彼とは様々なコマーシャルソングでご一緒させて頂きました。「日立の樹」など、数えればキリがありません。

プライベートではお酒も呑まず、大変真面目な方でしたので、私のような飲兵衛とはほとんど接点はなかったのですが、仕事ではいつも彼の歌詞が回ってくると、スムーズにメロディをつけれるという、気が合うのか合わないのか、そんな不思議な関係でした。

2014年に北海道・六花亭製菓のコマーシャルソング「花咲く六花亭」で共作したのが最後の作品となりました。

「はな(花)、はな、はな~」と歌詞のほとんどが「はな」しか言っておらず、最初にそれを見た時はすごくビックリしましたがそれもこれも良い思い出です。

お疲れ様でした
謹んでご冥福をお祈りいたします。

小林亜星

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