ブラマヨ吉田「遺書」書くまで追い詰められた過去…相方・小杉にツッコミ「何楽しそうに読んでんねん!」

[ 2021年5月8日 15:39 ]

ブラックマヨネーズの吉田敬
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 お笑いコンビ、ブラックマヨネーズの吉田敬(47)が8日放送の関西テレビ「おかべろ」(土曜後2・28)に出演。ブレークの裏に隠された苦悩を、赤裸々に語った。

 2005年の「M-1グランプリ」で優勝する前、吉田の精神状態は、どん底だったという。M-1で準決勝敗退が続く一方、関西ではすでに多忙な日々を送っていた。当時について、「全局、ロケ行かせてもらうコーナーがあって、メチャクチャ忙しかった。何百連勤やっていて、なのに給料が25万円って言うのが2カ月続いた」と明かした。

 そんな生活が続いたある日、体に異変が。夏の暑い日だったが「突然、布団かぶらんと寝れなかったんですよ、寒くて。風邪じゃないですけど、おかしいおかしい」。ほかにも「まぶたもブルルーンって動くし、心臓がちょっと止まりそうな気がしたりとか」と回想した。
 
 相方・小杉竜一(47)は、吉田に関して共演陣驚きのエピソードを披露。「部屋の掃除するロケがあったんですよ吉田の家の、M-1後に。そこでノートが出てきたんですけど、遺書みたいなのが出てきた。俺がもし死んだら、みたいなのを家族とか俺に宛ているの」と打ち明けた。小杉は最初、芸人らしくイジろうとしたが、「パッと(吉田の)顔を見たら目がウルウルして。結構マジで」とコメント。

 これに対して、「遺書見られたくないじゃないですか」と吉田。当時は精神的に「追い詰められていました」としたうえで、相方の行動には「何を人の遺書を楽しそうに読んでんねん!っていう、イラ立ちもあったし、トーンが真面目な『やめぇ!』になってしまっていましたね」と振り返った。

 吉田は「自分の気持ちをノートに書いていたんですけど」と説明し、「後から精神科の先生に聞いたら『吉田さん、それめちゃめちゃいい方法ですよ、治療法としてありますよ』って。知らずに、やっていて。書くことが唯一の毎日の楽しみでした」と話していた。

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