小峠英二「お前これで売れろ!」 封筒開けると現金が…あの先輩芸人の男気に感謝

[ 2021年5月8日 18:13 ]

「バイきんぐ」の小峠英二
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 お笑いコンビ「バイきんぐ」の小峠英二(44)が6日放送のテレビ朝日「アメトーーク!」(木曜後11・15)に出演。先輩芸人の男気あふれるエピソードを明かし、感謝した。

 今回のテーマは「ずっと仲良し芸人」。小峠はお笑いコンビ「ザブングル」のメンバーとして活動したピン芸人・加藤歩(46)とペアを組んで登場した。過去、同じ事務所に所属していた期間があったことから、親交を深めたという。小峠は「加藤さんは本当に男気があって」と語り、自身が「24歳」のころの出来事を紹介した。

 当時、小峠は東京・調布に住んでいた。一方の加藤は同・三軒茶屋在住。「お前いつまで調布に住んでいるんだ、遠い所に住んでいたら売れるもんも売れへんぞ」と加藤に指摘された小峠は、「お金がない」ことを理由に、引っ越しできないと伝えた。すると「三茶に引っ越してくるんだったら、俺が全部出してやる」との言葉を受けた。

 その後、三軒茶屋の不動産店を訪れた小峠が加藤に電話し、「ちょっと前にお金出してくれるって、あれ本当なんですかね?今、三茶の不動産屋にいるんですけど、20万くらいかかるんですけど」と話した。5分ほど経つと、加藤が不動産店に姿を現したといい、「封筒を僕に渡して『お前、これで売れろ!』って、開けたら20万円入っていて」。引っ越し資金だった。

 2012年にバイきんぐが「キングオブコント」で優勝、小峠は賞金で「20万円を返した」と振り返った。スタジオの芸人仲間が「素敵な話」と目を細める中、加藤は照れ笑い。「美談みたいになっていますけど、これだけ(芸人としてバイきんぐに)抜かれちゃったら、恥ずかしいじゃないですか」と返していた。

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2021年5月8日のニュース