土田晃之の低迷期 くりいむ有田哲平から「プライドねえのか」 鶴瓶に感謝のワケ

[ 2021年3月3日 12:36 ]

土田晃之
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 お笑いタレントの土田晃之(48)が2日放送のテレビ東京「チマタの噺」(火曜深夜0・12)に出演。番組MCの笑福亭鶴瓶(69)との共演したことで「自信になった」という過去を明かした。

 土田は大ブームとなっていたフジテレビのお笑い番組「ボキャブラ天国」(92年~99年)でお笑いコンビ「U-turn」としてブレークしたが、番組終了とともに人気が低迷。01年にはコンビを解散。その後、土田はピン芸人としてテレビ朝日系「銭形金太郎」(02年~07年)やTBS系「世界バリバリ★バリュー」(03年~08年)などのリポーターとして再ブレークした。

 低迷期について「キー局の仕事があまりなかった。地方局の2本のレギュラーだけだった」と回顧。「若い頃ってお笑いプライドが異常に高いから、『リポーターとかあんなもの三流の芸能人がやる仕事だ。そんなのはやらない!』って感じだったんですけど、仕事もないし、当時すでに結婚して、子どもも2人ぐらいいて、何でもやらなきゃと思って。そんな中、リポーターをやってみたら、上手だったんです」と振り返った。

 「銭形」では“貧乏さん”、『バリバリ★バリュー』では“金持ち”をリポート。そんな仕事の姿勢に「くりぃむしちゅー」の有田哲平(50)から「お前の仕事の選び方はえげつない。何でもいいのか、プライドねえのか」とクレームをつけられたこともあったという。

 そんな「リポーターの仕事しかなくて、スタジオに呼ばれることなかった」時代に、日本テレビ系バラエティー番組「鶴の間」(05年~06年)への出演オファーが舞い込んだ。観客の前で鶴瓶とアドリブで即興漫才を披露する番組だった。当時のマネジャーからは「断ろうと思う」と言われたが、土田は「何でだ!?一番飢えてるのそこだぞ!どうしても出たい」と出演。舞台上で「鶴瓶師匠としゃべって、いい感じでハマって、そこでちょっと自信になった。スタジオでもやれるわ!って思えた」と感謝した。鶴瓶も「ギャーギャーウケて…。オモロイ番組だった」と懐かしんだ。

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2021年3月3日のニュース