加藤シゲアキ作品に選考委員・重松清氏「非常に清らかで新しくて、爽やか」

[ 2021年3月3日 05:30 ]

NEWS加藤シゲアキ 吉川英治文学新人賞受賞

吉川英治文学新人賞を受賞し、「オルタネート」を手に記念撮影に臨む加藤シゲアキ(撮影・河野 光希)
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 吉川英治文学賞選考委員を務めた作家重松清氏(57)が会場で講評を担当。「オルタネート」について「非常に清らかで新しくて、言ってみれば爽やか」と語った。ほかの選考委員の評価も紹介。「青春のもやもやしたものをよく描けている」と語ったという。

 選考は接戦だった。委員は重松、伊集院静、大沢在昌、恩田陸、京極夏彦の5氏で、約2時間協議。決選投票には受賞2作と、野崎まど氏の「タイタン」の3作が残った。

 決選投票では選考委員が各自1作品ごとに○△×で評価して受賞作を選出した。

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2021年3月3日のニュース