博多大吉 名付け親の「師匠」と再会果たすも…変わりぶりに驚き「いやいや、話違いますやん」

[ 2021年3月3日 18:00 ]

お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多大吉
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多大吉(49)が3日、水曜パートナーを務めるTBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」(月~木曜後1・00)に出演し、自身の「師匠」と再会したエピソードを語った。

 先月28日、相方・博多華丸(50)とともに、徳島・鳴門市文化会館を訪れたと大吉。営業のためだった。同会館は自らの芸名の「名付け親」という、吉本興業元社員の男性が館長を務めている。「(男性が)定年でね、65歳か。今回で完全引退だと。会館の建て替えあるし。それの記念公演を打つから来てくれんかっていうので」と、赴いた理由を説明した。

 大吉は「僕らにとって師匠にあたる人だから正直会いたくないんすよ、今さら」とポロリ。デビューから2年ほどお世話になった男性には、「ものすごい怒られた」と振り返りつつ、「やっぱり心のどこかでやっぱり会いたくないな」と感じていたそうだ。
 
 再会を果たした感想は「やっぱり怖いな」とし、苦笑。公演後に男性、華丸と食事に行ったと明かし「俺ら(男性が運転する)車乗るの27年ぶり、走った瞬間2人でウッてなった」。過去の様々な記憶がよみがえり、「これだった、営業連れていかれる時のこの感じ。車中でも楽屋でも怒られてという…」と漏らした。

 食事中さまざまな会話を交わしたと、大吉はしみじみ。「今となっては、あの方がいて僕がここまで来れたというのもあるし、喜んでもくれていたし。楽しい時間を過ごしました」と話した。

 一方で「師匠」の“変化”に驚いたとも告白。「あれだけ『オモロかったらええねん、芸事以外考えるなアホ』って言っていた人が、『何で趣味とか持ってへんの?』って言っていて」。大吉はその場で「いやいや、話違いますやん」と指摘したところ、「そんな時代は終わったんやで。1人の人間として、仕事ばっかりするような人間になるな」の返答があったという。

 それでも、自らの刺激になったよう。「私もう50歳です。まだまだ、諸先輩方の言う事も聞きながらやっていかなきゃいけないと思いますけどね」と語っていた。

続きを表示

2021年3月3日のニュース