橋下徹氏 東京都コロナ初の2000人超に「大騒ぎするような日本でいいのか…医療の問題で議論を」

[ 2021年1月7日 14:22 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏(51)が7日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。東京都内で同日に新型コロナウイルスの新規感染者が初の2000人台に達したことについて言及した。

 新規感染者は6日の1591人を400人以上超え、2日連続で過去最多を大幅に更新。東京を含む首都圏の感染状況は加速度的に悪化しており、医療提供体制の崩壊が強く懸念される。都内では6日の時点で都が確保している約3500の病床に対し、入院患者は3090人となって病床使用率はほぼ9割。入院や自宅・宿泊療養の調整中も3516人に上っていた。

 橋下氏は「僕は感染症の専門家ではないので2000人っていう数字は評価できません」とした上で「政治行政の視点から言えば、重要なことは、上がっているベクトル。今、確実に増えていっている、増加のベクトルの勢いがすごいからここは止めなきゃいけないのは間違いない」と指摘。

 そして、「日本という国、東京というは大都市だと思うんですが、一体、どれくらいの数の感染者を受け入れる都市をつくろうかという視点がないと、2000人で危ないと数字だけでとらえてしまうと、緊急事態宣言が解除されるのが500なのか400なのかって話になって、今の勢いを抑えるってことは間違いないんだけど、僕は感染者数2000人で大騒ぎするような日本の国、東京でいいのかっていうのがある、これは医療の問題で議論をしたい」と自身の考えを述べた。

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2021年1月7日のニュース