米山隆一氏 緊急事態宣言で飲食店への時短要請に「GoToイートは間違った政策だったと認めた」

[ 2021年1月7日 19:26 ]

前新潟県知事の米山隆一氏
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 元新潟県知事の米山隆一氏(53)が7日、自身の公式ツイッターで、菅義偉首相が会見で1都3県の緊急事態宣言の発出を発表したことについて私見をつづった。

 東京、神奈川、埼玉、千葉を対象とした緊急事態宣言では、飲食店の営業時間が午後8時まで、酒類の提供も午後7時までに限定される。米山氏は「明日から緊急事態宣言が発出される事が決まりましたが、その内容は要するに『飲食店の営業時間短縮』だけです。これはつまり『GoToイートは間違った政策だったと認めた』ということで、それはそうだと思う」と指摘。さらに「感染がこれだけ広がったのにたったこれだけで効果があるとは正直思えません」と続けた。

 続く投稿では、「緊急事態宣言をやる以上は徹底してやって感染を抑え込まないと、飲食店の営業時間短縮の負の効果だけが生じてしまうのですが、そうなってしまう懸念が今から広がります」と、中途半端な制限による効果を疑問視。「政府は本当にこれで何とかなるという現実的目算を持っているのか、極めて強く疑問に感じます」と、強い言葉で懸念を示した。

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2021年1月7日のニュース