囲碁の最年少棋士、仲邑菫初段 東京移籍初戦は飾るも2局目で初のリーグ入りは逃す

[ 2021年1月7日 19:15 ]

仲邑菫初段
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 囲碁の最年少棋士・仲邑菫初段(11)が7日、都内で、女流名人戦予選Aの対局に臨み、佃田亜紀子五段(49)に白番中押し勝ちした。2021年初戦に加え、デビュー以来所属した関西から東京へ移籍しての初戦を白星で飾った。

 「ずっと難しい碁でした。後半良くなったと思います」と手応えを示し、新年の抱負を「今年は結果を出せるように頑張りたい」と語った。

 初のリーグ入りをかけたこの日2局目、上野愛咲美扇興杯(19)との対局は、上野が黒番9目半勝ち。「序盤悪くして中盤少し盛り返したと思います。でも上野先生は強かったです」と仲邑。現役タイトルホルダー相手に対戦成績も3連敗となり、学校や住まいも東京へ移す小学校卒業以降の課題が明確になった。

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2021年1月7日のニュース