新庄剛志氏“今、何がほしい?”に…らしさ全開の回答、対談相手の松岡修造氏もビックリ

[ 2020年12月21日 23:27 ]

新庄剛志氏(左)と松岡修造氏
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 元プロ野球選手で13日に球界復帰を断念すると発表した新庄剛志氏(48)が21日、テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜後9・54)にVTR出演。トライアウト後の心境を告白した。

 新庄氏は昨年11月、インスタグラムで現役復帰の意向を表明。15年ぶりの球界復帰を目指してトレーニングを続け、今月7日の合同トライアウトに参加。自ら決めた13日の期限までにオファーがなかったことから、復帰を断念すると発表していた。

 番組ではスポーツキャスターの松岡修造氏(53)と対談。松岡氏がオファーまでの日数を「6日間」という数字にした理由を聞くと、新庄氏は「勘ピューターですね」と応じた。

 「6日間オファーが来てくれと待ったが、来なかった。プロ野球選手になれなかった。それが悔しいし、情けないし。身の程を知った。(成功しなかったのが)初めてなんです。オーディションを受けて成功しなかったことに対して、こんなにつらいものなのかと分かりました」と振り返った。

 前代未聞の挑戦を続ける中で「僕は野球が好きだった」ことに気づいたといい「日本一になった、野球をやめた。15年間インドネシアに住んで、インスタグラムを始めて小学生中学生たちに野球を教えていて、自分は野球が好きなんだなって思った。現役の時は適当にやっていたイメージがあったけど、教える立場になって、僕が教えて(子どもたちの)技術が上がる。面白いなって思った。そしてもう1回プロ野球選手になるという目標につながった」とコメントした。

 松岡氏の「今、何がほしいですか」という質問に「逆境ですね」と即答。「常に人生に逆境がほしいです。欲しいものは今までいっぱい買えたし、手に入れてきたんですけど、逆境だけは一生持ち続けたいですね」と笑顔で語った。

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2020年12月21日のニュース