「監察医 朝顔」望月歩 月9初出演に喜び「スキップしながら帰りました」法医学教室の新アルバイト役

[ 2020年12月21日 18:15 ]

「監察医 朝顔」で“月9”初出演を果たす望月歩(C)フジテレビ
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 若手注目株の俳優・望月歩(20)がフジテレビ“月9”ドラマ「監察医 朝顔」(月曜後9・00)に第2章スタートの第8話(21日)からレギュラー出演。月9初出演に「友達とドラマの話をしたりする時に、タイトル名じゃなくて“月9”でどのドラマか伝わるくらい、ドラマの中で少し特別な存在だと自分は思っています。そういう意味でまた一つ、夢が叶えられて、うれしいです」と喜んでいる。

 女優の上野樹里(34)が2006年10月期の大ヒット作「のだめカンタービレ」以来、13年ぶりの月9挑戦となった昨年7月期のヒューマンドラマの続編。シーズン2は33年の歴史を誇るフジテレビの看板枠・月9史上初の2クール連続放送となる。06年から「週刊漫画サンデー」に連載されていた同名の人気医療漫画(原作・香川まさひと、漫画・木村直巳)を大胆にアレンジし、上野演じる法医学者・万木朝顔(まき・あさがお)が遺体の解剖を通じて事件の真相を探る姿を描く。

 望月が演じるのは法医助手として、法医学教室でアルバイトをする大学医学科3年生の牛島翔真。ドラマオリジナルのキャラクターで、実家が総合病院を経営しているという生粋のお坊ちゃま。法医学教室のアルバイトはきつく、学生たちから人気がない。牛島の前任・熊田祥太(田川隼嗣)が第5話(11月30日)で歯科医師になるために辞めてから、ようやく見つかった待ちに待った存在。法医学教室のメンバーは親しみを込め「ウッシー」と呼び、法医学者の藤堂(板尾創路)や検査技師の高橋(中尾明慶)などは、牛島がアルバイトを辞めたいと思わないように優しくフォローしたりするなど気遣っている。

 望月は今年前期のNHK連続テレビ小説「エール」で朝ドラ初出演。主人公・裕一(窪田正孝)が一時期、勤めた川俣銀行の同僚・松坂を演じた。大河ドラマ「麒麟がくる」にも出演し、主人公・明智光秀(長谷川博己)の次女・たま(芦田愛菜)をめとる細川忠興役。月9初出演も果たし、飛躍の1年となった。

 今回のオファーに「すごくうれしかったです。第1シーズンを見ていたので、あの空気感の中にどんな役で入れるのだろうとワクワクしました。出演が決まったと教えていただいて、家への帰り道はスキップしながら帰りました(笑)」と心躍った様子。

 役作りについては「一つ挙げるとすると、自分は普段、邦楽しか聴かないのですが、役作りの中でウッシーは洋楽好きにしようと決めたので、最近は洋楽ばかり聴いています」と明かした。

 上野とは初共演。「第1シーズンがあって、さらに第2シーズンの途中から参加するので、馴染めるかなとか、すごく緊張していたのですが、現場に入って真っ先に話しかけてくださったのが上野さんで、気持ち的にすごく助けていただきました。撮影はスタッフさん含めて皆さん仲が良くて、毎日が楽しいです」と感謝し「朝顔先生の仕事や家族の日常を切り取っているような感覚で見ることができることが見どころだと思います。僕が演じるウッシーや他の登場人物たち一人一人にどんな“日常”があるのかなと、想像して見ていただけると、より楽しめるんじゃないかと思います」

 同局の金城綾香プロデューサーは「第2シーズンが決まった時から、9話でお送りする、牛島という男子学生にまつわるお話を描きたいと思っていました。オーディションで望月さんの瞳を見た時に、牛島の強さと脆さを同時に見た気がしました」と起用理由を説明。

 「自分なりの正義を貫く牛島が、朝顔に掛けられる言葉によって、彼なりに大きなターニングポイントを経験することになります。望月さんがその大きな揺らぎを、素晴らしいお芝居で表現してくださいました。どうぞ、この新しい法医学教室のメンバーを温かく迎えていただけますと幸いです!」と呼び掛けた。

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