小倉智昭氏 コロナ対策に私見「経済優先を考える人は“報道が緊急事態をあおり過ぎる”とか」

[ 2020年12月21日 11:25 ]

キャスターの小倉智昭氏
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 キャスターの小倉智昭氏(73)が21日、MCを務めるフジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。新型コロナウイルス感染者の増加を踏まえ、野党が地域を限定して緊急事態宣言を再発令するよう政府に求める考えを示していることについて言及した。

 立憲民主党の枝野幸男代表は18日に北海道、東京都、大阪府などで医療提供体制がひっ迫しているとした上で「国民の命を守れない状況が全国各地で頻発することになりかねない。大変強い危機感を抱いている」と強調し、政府が予備費を活用し、医療機関への支援を直ちに実施すべきだとの考えも示した。緊急事態宣言を巡り菅義偉首相は14日、再発令を検討しているかどうかを官邸で記者団に問われ「していない」と否定している。

 小倉氏は「経済優先を考える人は“報道が緊急事態をあおり過ぎる”とか“医療崩壊はあり得ない”って言うんですが、その根拠っていうのは全く僕には分からない。実際に京都では病院がひっ迫している状況」と、新型コロナウイルスの重症患者を受け入れている京都大病院など京都府内の14病院が18日に医療態勢がひっ迫しつつあることに警鐘を鳴らし、府民に不要不急の外出や、多人数での飲酒を伴う会食を控えるよう求めるメッセージを共同で発表したことに触れながら、自身の見解を述べた。

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2020年12月21日のニュース