池上彰氏「コロナ禍の世界」を解説「立ち向かっていこうよ、というメッセージになれば」

[ 2020年12月21日 13:51 ]

MBSテレビの正月特番「池上彰のどーなる?ジャーナル コロナで変わる新しい世界が分かる!」に出演の(前列左から)ファーストサマーウイカ、池上彰、山口もえ、(後列左から)和牛・水田信二、川西賢志郎、野嶋紗己子アナウンサー
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 MBSテレビの正月特番「池上彰のどーなる?ジャーナル コロナで変わる新しい世界が分かる!」(来年1月1日後2・30)で、ジャーナリストの池上彰氏(70)が感染症と人類の歴史を振り返りながら新型コロナウイルスで世の中がどう変わったかを解説する。

 14年から8年連続での放送。「感染症と人類の歴史」や「コロナで変わる仕事環境」、「コロナで生まれたサービスや新技術」などについて池上が解説。また「コロナ禍の世界」に目を向け、ヨーロッパ最多感染者数を記録しているフランスの現状を作家・辻仁成氏(61)が現地から報告。他にもアメリカ、ブラジルなど5カ国に住む5人の日本人がリモートで各国のコロナ禍について報告する。

 池上は「去年の新年特番は『今年はオリンピックもあるし、明るい年になりそうだよね』ということだった」と予想の大きく狂った1年を振り返り「未知の感染症が拡大していくと、社会は混乱もするけど、長い世界の歴史で見ると、感染症が世界の歴史の転換点になったということがいっぱいある。だから2020年も言って見れば『21世紀の歴史の転換点になる』とみると、世界の動きが分かる」とまとめ、「これからの課題にみんなで頑張って立ち向かっていこうよ、というメッセージの番組になればいいなと思っています」とPRした。

 ゲストは山口もえ(43)、「和牛」・水田信二(40)、川西賢志郎(36)、ファーストサマーウイカ(30)、アシスタントは野嶋紗己子アナウンサー(24)。

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2020年12月21日のニュース