劇場版「鬼滅の刃」興収311億円突破 “上方修正”「千と千尋」超えまであと5億円

[ 2020年12月21日 12:14 ]

映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」より(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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 アニメ映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」が20日までに観客動員2317万5884人、興行収入311億6664万7900円を記録。15日に興収が316億8000万円に上方修正された歴代1位の「千と千尋の神隠し」まで、約5億円に迫った。21日、配給の東宝とアニプレックスが発表した。

 「鬼滅の刃」は13日までに興収302億円を突破。「千と千尋…」が253日かかった記録をわずか59日でクリアし、歴代最高興収に躍り出るまで秒読み段階に入っていたが、東宝が15日に「千と千尋」の興収を今年夏に映画館でリバイバル上映された際の興収8億8千万円を上積みし、従来の308億円から316億8千万円に更新したと発表。約14億円差に開いたが、約5億円差まで迫った。

 今年は例年のように正月映画にハリウッドなどの大作が少なく強力なライバルが見当たらないため、“鬼滅列車”の勢いはとどまりそうにない。ますます加速し、早ければ来週にも不滅と言われた“千と千尋超え”が実現しそうだ。

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