MISIA 復活唱!落馬で背骨骨折後初ステージでファンに感謝「骨は折れたけれど心は折れなかった」

[ 2020年12月21日 05:30 ]

負傷後初のコンサートを行ったMISIA
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 歌手のMISIA(42)が20日、東京国際フォーラムでコンサートを行った。先月15日にテレビ番組収録中に起きた落馬事故で背骨を骨折後、初めて開催した公演の2日目。前日19日と合わせて4ステージ、計1万人のファンの前で完全復活をアピールした。

 ケガの影響など、全く感じさせなかった。ホール全体に響きわたる歌声は健在。アップテンポのナンバーでは全身を大きく動かしてリズムを取った。クリスマスを意識した真っ赤な衣装に身を包み、ヒット曲「Everything」「アイノカタチ」を含む全11曲を披露した。

 MCでは「ご心配をおかけしました。順調に回復し、病院からもOKをもらいました」とあいさつ。「このまま歌い続けても構わないというお墨付きを頂きましたので、今宵(こよい)のステージは最後までお楽しみください」と呼び掛けた。

 TBS「NEWS23」で17日に放送された、知的障がいのある人の競技会「スペシャルオリンピックス」の活動を伝える企画に参加。11月15日の乗馬クラブでの収録中に落馬し、胸椎棘(きょく)突起部を骨折し全治6週間の重傷を負った。

 ケガの直後は食器を持ったり横になるのにも苦労したというが「骨は折れたけれど心が折れなかったのは、皆さまの温かいサポートのおかげでした」と励ましの声に感謝した。

 今後は25日にテレビ朝日「ミュージックステーション」に出演し、大みそかは「第71回NHK紅白歌合戦」が控える。昨年は紅組のトリを務めており、今年も有力候補。どんな形で一年の締めくくりのステージを彩るのかも注目される。

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