高校生漫才日本一は近畿エリア代表の「ブラックビート」 ハイスクールマンザイ2020

[ 2020年12月13日 19:52 ]

霜降り明星のせいや(左)と粗品
Photo By スポニチ

 高校生漫才日本一を決める「ハイスクールマンザイ2020~H―1甲子園~」の決勝戦が13日、開催され、近畿エリア代表の「ブラックビート」が優勝。お笑い奨学金50万円、吉本総合芸能学院(NSC)の入学金・授業料免除の特典などを手にした。

 優勝した「ブラックビート」は今大会唯一の男女コンビ。藤原千羽さん(兵庫・明石高3年)は「昨年は準決勝で敗退。今年は優勝しか考えてなかった。コロナになって、リモート用にネタを考えたりしました。優勝できてうれしい」と感無量の面持ち。目標とする芸人は「中川家さん、やすともさん。喋くり漫才を意識して勉強してた」と明かした。相方の大辻壮汰朗君(大阪・阿倍野高2年)は藤原さんの1学年下。優勝特典で、NSC入学が可能となったが「相方を替えたくないので1年間、専門学校へ行って、NSCに入るのを待ちます」と藤原さんは1年間、プロとしての活動を延期。大辻君が高校を卒業してからNSCへ入学する予定だ。

 審査委員長のオール巨人(69)は「リモートでも面白いもんは面白い。ブラックビートは抜けていた。満場一致で優勝となりました」と明かした。

 18回目を迎えた大会は、過去に霜降り明星・粗品(27)、せいや(28)らも参戦。17年間で9166組、18596人の高校生が出場した。今年は新型コロナ感染対策のため予選、決勝ともすべてオンラインでの開催。7月から募集した動画に557組1146人が応募。動画審査を勝ち抜いた6地区8組が決勝をリモート出演で戦った。決勝開催も例年の8月から12月に変更となった。

 審査委員長のオール巨人、オール阪神(63)、審査員の板尾創路(57)、M―1王者「笑い飯」西田幸治(46)、哲夫(45)、M―1王者「ミルクボーイ」内海崇(35)、駒場孝(34)の7人で審査された。

続きを表示

2020年12月13日のニュース