小島瑠璃子 今大会で高校ラグビー番組キャスター卒業 寂しさよりも「ありがとう、と」

[ 2020年12月13日 06:00 ]

第100回全国高校ラグビーハイライト番組会見に登場した番組MCの小島瑠璃子(左)と大畑大介氏(撮影・成瀬 徹)
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 「第100回全国高校ラグビー大会」が27日に開幕。1回戦から準決勝、決勝前夜までMBSテレビで深夜に放送する「全国高校ラグビーハイライト」(関西ローカル)のキャスターを務めるタレント・小島瑠璃子(26)、元日本代表の大畑大介氏(45)が12日、同局で会見に臨んだ。小島は今大会限りで同番組キャスターを「卒業」することを発表。「寂しさもあるけど、ありがとうございましたという気持ちの方が大きい」と感謝の気持ちを表した。

 13年からキャスターを務め、今年で8回目を迎えた小島。「高校を卒業してすぐの19歳から。ルールを大畑さんに、ゼロから教えて頂いた。どんどん楽しくなりました。特に高校ラグビーオタクになった」と振り返った。出場校を訪問したり、試合後にインタビューをしたりと同世代と交わり、選手の父兄からも気軽に声をかけてもらえるようになった。だが「(選手と)どんどん年が離れて。保護者みたいな目線になって。もっと若い人がいいかなと思った」と100回大会を区切りにすることを決めた。

 昨年はラグビーW杯日本大会が開催され、日本中がラグビー一色で大盛り上がりを見せた。だが、1月末からの新型コロナ禍で、春、夏の大会も中止に。第100回記念大会の今年は開催さえ危ぶまれた。「選手は持ってるものすべてを表現できるように」と大畑氏は全力プレーを期待する。また、接触プレーの多いラグビーでの、感染については「プレーでの感染より、日程が詰まって、疲労がたまってきて免疫力が下がらないか。それが心配です」と選手の健康を慮った。

 コロナ禍での外出自粛中、規則正しい生活で「引退してから今、最高のコンディションです」と大畑氏は笑わせた。一方、小島は「6キロ太った。デニムが30本中、25本も入らなくなって。外から見える手、足、顔でなく胴体が太くなった」と明かし、「高校生(の体調)も心配だけど、自分が心配。このままなら高校ラグビーだけでなく、グラビアも卒業しないといけない」と笑いを誘った。

 特番「第100回全国高校ラグビー大会記念特番 乗り越えるチカラ」(27日後2・00)は生放送でMCを宮川大輔(48)と小島が務め、ゲストに大畑氏、大阪・北野高で花園に出場した元大阪府知事の橋下徹氏(51)、日本代表の田中史朗(35)、松田力也(26)、さらにNMB48・渋谷凪咲(24)が出演する。

 また、12月27日、来年1月8日のハイライト番組には、橋下氏がゲスト出演。準決勝は1月5日(後1・55、関西ローカル)、決勝は1月7日(後2・00、全国ネット)で生中継される。

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2020年12月13日のニュース