為末大氏 柔道・阿部&丸山のスタミナ絶賛「コロナ禍でもトレーニングを積んできたと尊敬」

[ 2020年12月13日 19:12 ]

 元陸上五輪選手の為末大氏(42)が13日、日本テレビ系「真相報道バンキシャ!」(日曜後6・00)に出演し、この日行われた柔道の男子66キロ級・東京五輪代表決定戦を制し、代表に内定した阿部一二三(23=パーク24)を称賛した。

 宿敵・丸山城志郎(27=ミキハウス)との試合は、本戦4分に加え、ゴールデンスコア方式の延長戦を20分以上も戦うという大激戦だった。為末氏は「いつ決まるか分からないということで、最初は800メートルくらいのつもりで走っていたと思うんですけど、それが5000メートルくらいまでずっと続いたってことだと思うんですよね」と、陸上競技にたとえて長い戦いを表現した。

 序盤から積極的に攻める阿部は、丸山を2つの指導で追い込みつつも指導2で並ばれたが、最後は技ありを奪って長い戦いに終止符を打った。為末氏は「2人とも最後まで動きが変わらなかったということが、コロナ禍でもずっとトレーニングを積んできていたんだなと尊敬に値する。両方とも頑張りました」と両選手の戦いぶりにエールを送った。

 ハイレベルの2人による代表決定戦には「ある意味、世界の頂点の戦いを日本でやったようなもの。すごい試合だった」と振り返っていた。

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2020年12月13日のニュース