紅白歌合戦、史上初の無観客開催 視聴率回復へ3つの追い風

[ 2020年12月13日 09:30 ]

芸能「覆面座談会」 これが“噂の深層”

第71回紅白歌合戦
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 コロナに明けてコロナに暮れた2020年もあとわずか。芸能界の話題は最後まで尽きません。“多目的トイレ不倫”で6月から活動自粛中の「アンジャッシュ」の渡部建(48)がようやく会見。その渡部の会見は、大みそかのNHK紅白歌合戦の視聴率にも影響を与えそう。

 ワイドショーデスク 大みそかのNHK紅白歌合戦はどうなるかね。

 リポーター 11月16日の出場歌手発表以降、目立った動きがなく盛り上がってこない。

 週刊誌記者 昨年の第2部は史上最低の37・3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。史上初の無観客で開催される今年は盛り返せるかな?

 本紙デスク 視聴率上昇に向け、いくつか追い風が吹いているとNHK関係者は期待を寄せているそうだよ。

 ワイドデスク 具体的には?

 本紙デスク まずは新型コロナウイルスの影響による「巣ごもり年越し」の増加だ。

 リポーター 年末年始の旅行を取りやめる家族が多いというニュースを見ました。

 週刊誌記者 確かに家族で家に居れば、何となく紅白を見る感じになりそうだね。

 ワイドデスク でも例年通り日テレの「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」という強力なライバルがいるよ。

 本紙デスク そこで紅白に第2の追い風を吹かせたのが渡部建だ。

 週刊誌記者 会見も開かないまま、極秘で収録に参加したことで世間の反感を買った。

 リポーター 3日の会見では「ガキ使」の件は最後まで口を割りませんでした。それに会見は復帰ありきの“後付け”という見方も拭えず、世間の理解を得られたとは言い難いです。

 本紙デスク 渡部にアレルギーを感じている層は一定以上いる。それに、そんな渡部を極秘に起用した番組自体を敬遠する人もいるんじゃないか。

 ワイドデスク 出るか出ないか分からないという状況なら、好奇心から見る人も多かっただろうけど。スポニチが「放送見送り」と報じたしね。

 週刊誌記者 “サプライズ復帰”をお膳立てした局サイドも世間の空気を読み切れていなかった。確かに紅白には追い風だ。

 リポーター 大みそかにコンサートを行う嵐が、いつ、どんな出演の仕方をするかも興味を引きそう。

 本紙デスク まさしく、それが第3の追い風。活動休止前のラスト紅白ということで、かなり凝った演出で盛り上げることが予想される。嵐のパートは、今年の紅白の命運を握るといっても過言ではない。NHKの腕の見せどころだ。

 ワイドデスク 制作陣は出場歌手に「コロナで大変な年だったからこそ、小さい子から年配の方までに見てもらえるような番組をつくりたい」と伝えてるって。

 週刊誌記者 国民的番組の面目躍如となるか。期待したいね。

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2020年12月13日のニュース