多部未華子主演「私の家政夫ナギサさん」最終回19・6% 自己最高で有終 一気2・9P増で大台肉薄

[ 2020年9月2日 09:00 ]

TBS火曜ドラマ「私の家政夫ナギサさん」の主演を務める多部未華子
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 女優の多部未華子(31)が主演するTBSドラマ「私の家政夫ナギサさん」(火曜後10・00)の最終回が1日に15分拡大で放送され、平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は19・6%だったことが2日、分かった。前回の16・7%から一気に2・9%アップで大台肉薄の有終の美。同枠では「逃げるは恥だが役に立つ」(16年)の最終回20・8%に続く、高数字となった。

 関西地区は17・3%だった。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で約3カ月遅れとなった初回は14・2%で好発進。第2話は12・8%、第3話は12・7%、第4話は12・4%、第5話は14・4%と推移。第6話では16・0%をマークし、1月期の「恋はつづくよどこまでも」最終回15・4%を超えて、今年の同枠最高の数字を記録。第7話16・6%、第8話で16・7%と4週連続で自己最高を更新していた。

 原作は電子書籍サイト「コミックシーモア」で連載中の「家政夫のナギサさん」。製薬会社のMR(医薬情報担当者)として仕事はバリバリ、家事は苦手な製薬会社のキャリアウーマン・相原メイ(多部)が家政夫・鴫野ナギサ(大森南朋)を雇う姿を描くラブコメディー。多部にとって、本作が昨年10月に写真家・熊田貴樹氏との結婚を発表してから初めての主演作となった。

 メイに惹かれる別の製薬会社のライバル社員を瀬戸康史(32)が演じるほか、眞栄田郷敦(20)、趣里(29)、草刈民代(55)、高橋メアリージュン(32)、宮尾俊太郎(36)、ずん・飯尾和樹(51)、夏子(23)も出演した。

 最終回は、ナギサが異動になり、メイの担当をできなくなると聞き、思わずプロポーズしてしまったメイ。戸惑うナギサに頼み込み、「トライアル結婚生活」として4日間一緒に暮らすことに。一方、仕事では、新病院設立の動きが佳境を迎える中、思わぬトラブルが発生。遙人(眞栄田)が医師・阪本(高木渉)から出入り禁止を言い渡されたというのだ。田所とも会い、話をし、その日をバタバタと過ごしたメイ。翌日、そっけなく先に家を出たナギサはそのまま姿を消してしまい…という展開だった。

 次週8日の放送では「私の家政夫ナギサさん 新婚おじキュン!特別編」として2時間スペシャルが放送。本編のスペシャルダイジェストに加え、メイとナギサの新婚生活や、田所ら登場人物のその後が描かれる。

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