「ラクリマ」ギタリストKOJIが食道がん 転移なし 抗がん剤治療と手術準備「前向いて病気と向き合う」

[ 2020年7月14日 08:34 ]

 ヴィジュアル系バンド「La'cryma Christi」(ラクリマ クリスティー)のメンバーで、現在は2人組ユニット「ALICE IN MENSWEAR」(アリス イン メンズウェア)としても活動するギタリストのKOJIが、食道がんを患っていることを公表した。13日、ALICE IN MENSWEARの公式サイトで発表した。

 公式サイトは「2カ月ほど前からギターKOJIが体に異変を感じ、検査しましたところ食道に腫瘍が見つかり、さらに詳しい検査を行った結果『食道ガン』であるという診断が出ました」と経緯を明かし、「幸い転移は見つからなかったため、まずは抗ガン剤治療にて腫瘍を小さくし、状況を見極め手術する運びとなりました」と説明。治療とリハビリに専念するため、予定されていたライブ、イベントの中止をアナウンスした。

 KOJIもコメントを発表し「5月の末くらいから物を飲み込む時に飲み込みにくくなるという違和感を感じ、すぐに病院に行き、検査を繰り返して来ました」と明かした。「現在は設備の整った大きな病院で抗ガン剤の治療と手術に向けての準備をしています。他の場所への転移は見つからず、食道にある腫瘍を取り除く手術を行えば再発の可能性は非常に低いという事です」と現状を伝え、「今後は前を向いて病気と向き合って行きます。大好きな音楽、ギター、ライブを今までと変わらずに楽しめるように、しっかりと治療し、回復に努めてまいります」と呼びかけた。

 KOJIはLa'cryma Christiのギタリストとして97年にデビュー。同バンドは07年に解散したが、09年に再結成した。その後、ボーカリストのmichiとALICE IN MENSWEARを結成し、19年から本格的に活動している。

続きを表示

2020年7月14日のニュース