中川家・剛 今年のABCお笑いグランプリ「緊張感なかった」 昔はピリピリ「演者同士しゃべらへん」

[ 2020年7月14日 14:45 ]

中川家の剛(左)と礼二
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 お笑いコンビ、中川家の剛(49)が14日、火曜パーソナリティーを務めるニッポン放送「DAYS」(月~水曜後1・00)に出演。12日に開催された「第41回ABCお笑いグランプリ」の決勝戦についてコメントした。

 ダウンタウン、ナインティナインら人気者を多数輩出してきた若手お笑い芸人の登竜門「ABCお笑いグランプリ」。今年で41回目を迎え、コウテイが480組の頂点に立った。

 相方・礼二(48)が「ABEMAで見ました」と画面越しに鑑賞したことを告白すると、剛もうなずきながら「緊張感がなかったよね」「審査員もヘラヘラして。緊張感があったほうがいいんやけどな、ほんとうは」と指摘した。

 かつて、中川家も同大会に出場し、チャンピオンに輝いた経験がある。「ぼくらのとき、すごい権威やったけどね」と話す礼二に、剛も同調。「もっとピリピリしてた。演者同士もしゃべらへんし」と緊張感が漂っていた現場の雰囲気を伝え「負けたらロッカー蹴ったり、コンビで『お前のせい』って言い合いに。そのまま帰るのが嫌やから飲んだくれて、次の日朝起きたら外やったみたいな。それぐらい悔しかった」と回顧。当時、桂三枝(現・文枝)が司会を担当していたことにも触れ「神様みたいな。話かけられないような人が司会者やったからね」と話した。

 同大会とM-1グランプリを比較する場面も。それぞれ優勝賞金が100万円と1000万円であるが「野球に似てるなと思って。大リーグ行くと、そっちの方が金額が全然違うから。海外で勝負しますみたいなことなんかな、M-1も。とりあえず足かけとして、ABCを…」と例えた剛。「M-1に焦点あててるから、ABCはええ練習になるんではないかと思うけどね。やっぱそっち(M-1)に照準を絞るわね」と続けていた。

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2020年7月14日のニュース