岡田晴恵教授 緊急事態宣言延長方針に「妥当な判断…心配しているのは今年の秋冬の流行」

[ 2020年5月1日 08:47 ]

 感染免疫学、公衆衛生学を専門とする白鴎大学教育学部の岡田晴恵教授が1日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。安倍晋三首相が4月30日に新型コロナウイルスの感染拡大を受けての緊急事態宣言の期間を延長する意向を表明したことに言及した。

 首相は、現行の5月6日の期限を巡り「7日から、かつての日常に戻ることは困難だ。ある程度の持久戦を覚悟しなければならない」と述べた。全都道府県を対象とする方向で、5月末までとする案を軸に調整している。1日午前に開かれる専門家会議の分析を踏まえ、4日にも対策本部会合で最終決定する見通し。

 岡田教授は「今後、1カ月は様子を見てっていうことになると思うんですが、今の段階で5月6日に解除というのは到底困難。患者さんも持続的に出ているんで医療現場も救急救命がかなり厳し状況。ですからこれは妥当な判断だと思います」と言い、「私が心配しているのは今年の秋冬の流行です。それをどう乗り越えるかということになると思います」と話した。

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2020年5月1日のニュース