はるな愛「どっかで自分も覚悟を決めないといけない」3店舗経営もコロナ禍で売り上げ98%減

[ 2020年5月1日 14:00 ]

はるな愛
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 タレントのはるな愛(47)が1日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)にリモートで生出演。新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言が延長となる見通しについて、飲食3店舗を経営する窮状を訴えた。

 カラオケバーは3月半ばにリニューアルオープンを予定したが、同月下旬から休業。同じく3月26日にリニューアルオープン予定だった沖縄酒場は工事の遅延で5月12日に開店が延期。

 4月5日から休業していたお好み焼き&鉄板焼き店は同30日にテイクアウトとデリバリーの時短営業(午前11時~午後8時)で再開し、3店のスタッフが集まって1店だけで営業している。

 「(東京都のガイドラインでは)8時まで営業していいってことで、7時まではお酒を出していいってことですけども…その時間帯にはお客さまが来ないですよね」と本音も。

 3店舗で1カ月当たりの人件費は計200万円、家賃は計80万円。他にも関連器具のリース代や経費がかかっている。「家賃の交渉にも行ったんですけども、(交渉に)応じてくれる大家さんも、もちろん大家さんのご事情がありますので。ちょっとできないって大家さんもいれば、検討中だって大家さんもいます」と説明。家賃を2割引いてくれた物件もあれば、別の大家とは「交渉失敗」だったという。

 他にも「お客様が来るのを見込んでの仕入れもあった。そこにも(支払いを)回さないといけない」という。4月の売り上げは前年比98%減という。

 これに対して、緊急事態宣言での休業要請による都の協力金は100万円。国からの中小企業・個人事業主への支援措置などもあるが、至急までの手続きには時間がかかる。

 はるなは、現金が必要なのは「今なんですよね。今払うものもあったり、待ってもらっているものもあったり…」と強調。「従業員の人生があるので頑張りたいんですけど、どっかで自分も覚悟を決めないといけないこともあるのかなと思ってました。店って街を元気にしていると思うんですよね。だから、お店が残っていけるようにみなさん守っていただけたら」と呼び掛けた。

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2020年5月1日のニュース