橋下徹氏がバッサリ 政府の対応は「腹が立つくらいズルい」 「吉村さんが気の毒なのは…」

[ 2020年5月1日 18:54 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(50)が1日、生出演したMBS「おうちにいようよ ちちんぷいぷい&ミント!」(月~金曜後1・55)で新型コロナウイルス特措法と政府の姿勢を「腹が立つくらいズルい」と切り捨てた。

 緊急事態宣言期間の外出自粛、休業要請について「今の日本の法律の体系では従う、従わないは自由」であるにも関わらず、「休業要請はお願いベースなのに、従わない人は非国民扱いされている」と橋下氏。お願いベースで「(金銭などの)補償をしないって、日本の政治は腹が立つくらいズルい」と批判した。

 “自身が首長だったら、政府の特措法にどう対処していたか”と聞かれると「俺だったら突き返していた。お前らがやれ!と。吉村(大阪府知事)さんが本当に気の毒なのは、武器も与えられてないのに戦わされている」と返答。

 「休業要請って簡単に言うけど本当に大変なんだから。お店だって生活が懸かっているから“こら吉村!”ってなるわけ。(吉村知事は)そこで前面に立っている。本来なら武器が必要」と主張した。

 「なにが武器かと言えば補償ですよ。補償しますよって言ったら、みんな従いますよ。政府がズルいのは前面に出ずに後ろでやっている。“金は出しません。俺たちは前面に出ません”って。だけど知事には基本的対処方針というもので指示を出すわけ。こんなデタラメな体制になっちゃったのは特措法が原因」と持論を述べた。

 「政府や国の政治家が腹をくくって“金は俺たちが面倒見る。小池(都知事)さん、吉村さん。あとは思いっきりやってくれ”って言わないと」と怒りは抑まらなかった。

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2020年5月1日のニュース