八代英輝氏、9月入学制の導入に賛同「必ずしも会計年度と始業時期をそろえる必要はない」

[ 2020年4月30日 12:02 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(55)が30日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)にリモート出演。新型コロナウイルス感染拡大の影響で休校している全国の学校の9月入学制が、29日に全国知事会で議論されたことについてコメントした。

 安倍晋三首相も29日の衆院予算委員会で「これくらい大きな変化がある中では、前広にさまざまな選択肢を検討したい」と述べるなど議論が一気に熱を帯びた9月入学制。国際基準に合うなどのメリットの一方、日本では政府や自治体の会計年度が4月スタートため、変革が社会全体に影響を及ぼすとの声も上がっている。

 八代氏は「必ずしも会計年度と始業時期をそろえる必要はないと思う」と話し、9月入学制の導入に賛同。「確かにアメリカは会計年度が10月スタートで9月スタートの学校とそろっているように見えますけど、イギリスなんかは会計年度は4月のままで学校のスタートは9月でずっとやっていけている」と指摘し、「9月スタートのメリット、デメリットはいろいろ検討すべきだが、現状でデメリットと言われているものは、就職面も含めてそんなに大きくないと考えている」と私見を述べた。

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2020年4月30日のニュース