元朝青龍の秋田犬が子犬出産 隔世遺伝?白毛&虎毛の計8匹

[ 2020年4月30日 19:28 ]

30日に出産した元朝青龍が飼う秋田犬「桜」と子犬たち
Photo By 提供写真

 大相撲の元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(39)がモンゴル・ウランバートルの自宅で飼っている秋田犬のメス「桜」(1)が30日、子犬を出産した。子犬の父親「マサオ」(2)は、ロシアのフィギュアスケート選手アリーナ・ザギトワ(17)に贈られた雌「マサル」(2)のいとこ。

 桜にとっては“初産”で、8匹が元気に乳を吸うなどしている。残念ながら1匹が死産だった。秋田犬保存会会長で、日本維新の会国対委員長の遠藤敬衆院議員(51)のもとにこの日、元朝青龍から電話があり「生まれました!」と喜びの声の後「1匹が死産だった」と悲しそうに報告があったという。

 秋田犬の毛色は大きく分けて赤、白、虎毛の3種類。赤毛は赤褐色、白毛は真っ白、虎毛は黒のまだら模様が入っている。

 子犬は4匹が桜と同じ白毛、4匹が虎毛。

 元朝青龍は遠藤氏に「マサオと同じ色の犬がいない」と不思議そうに語ったという。これに、遠藤氏は「桜の両親が虎毛なので、隔世遺伝ではないか」と説明した。

 マサル同様、桜もマサオも秋田犬保存会が贈呈した犬。元朝青龍は「キルギスの大統領や各国首脳に子犬を譲る」と話しているそうで、遠藤氏は「間接的に秋田犬が外交に貢献できるのがうれしい」と秋田犬の広がりを喜んでいる。

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2020年4月30日のニュース