“こわもて”俳優の志賀勝さん死去 「東映ピラニア軍団」で注目 「欽ドン」では“別の顔”で人気

[ 2020年4月5日 05:30 ]

俳優・志賀勝さん
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 俳優の志賀勝(しが・まさる、本名亀山勝彦=かめやま・かつひこ)さんが3日午後8時14分、拡張型心筋症のため京都市内の病院で亡くなったことが4日、分かった。78歳。京都市出身。通夜は6日午後7時、葬儀・告別式は7日午前10時、いずれも京都市右京区西院東貝川町46の3、セレマ天神川ホール=(電)075(321)4422=で。喪主は長男大(だい)さん。

 所属事務所によると、志賀さんは16年ほど前に拡張型心筋症を発症。2010年ごろにはペースメーカーを埋め込む手術を受けた。ここ数年は入退院を繰り返していたという。

 志賀さんはこわもての風貌を生かし「仁義なき戦い」などのヤクザ映画、時代劇や刑事ドラマに多数出演。室田日出男さんや川谷拓三さんらと「東映ピラニア軍団」を結成し、注目された。

 テレビ番組「欽ちゃんのドンとやってみよう!」にもレギュラー出演し、役柄の印象とは正反対のコミカルさでお茶の間の人気を得た。さらに歌手としても活動した。17年3月に公開された「よしもと新喜劇映画 商店街戦争 SUCHICO」が最後の出演作となった。

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2020年4月5日のニュース