京アニ放火事件受け アニメ「BEM」も配慮 第4話を2週間延期

[ 2019年7月30日 21:45 ]

 京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオで35人が死亡した放火殺人事件を受け、8月4日に放送される予定だったテレビ東京のアニメ「BEM」(日曜深夜1・35)第4話が8月18日に延期になった。30日、番組公式サイトで発表された。

 1968~69年のアニメ「妖怪人間ベム」の新作。番組公式サイトは「『BEM』第4話は、京都での放火事件を考慮し、一部内容を変更してから放送いたします」とした。

 アニメは7月14日にスタート。7月21日に第2話、7月28日に第3話がオンエアされた。今回、第4話を8月18日に延期。8月4日は第2話の再放送、8月11日は第3話の再放送となる。

 今回の放火殺人事件をめぐっては、7月22日に放送される予定だったフジテレビ“月9”ドラマ「監察医 朝顔」(月曜後9・00)第3話が放火殺人事件を扱うため、第1話と第2話のダイジェストに差し替え、7月29日に延期。表現に十分に配慮し、編集・演出などを変更してオンエアされた。

 特殊消防隊を描き、7月19日に放送される予定だったTBSのアニメ「炎炎ノ消防隊」(金曜深夜1・25)第3話が7月26日に延期。当初の編集、演出を一部変更してオンエアされた。

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2019年7月30日のニュース