ギャラ未払い報道の釈由美子の所属事務所「過少に見積もった金額を支払い」と説明 「ブチ切れ独立」は否定

[ 2019年7月30日 20:04 ]

女優の釈由美子
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 女優の釈由美子(41)らが所属する芸能事務所「トミーズアーティストカンパニー(以下トミーズ)」が30日、公式ホームページ上に「弊社に関する一部週刊誌の報道について」と題した声明を掲載。一部週刊誌に掲載された報道について説明した。

 一部週刊誌の報道は「1年半に渡りトミーズがタレント釈由美子に給与を支払っていなかった」というもの。事務所側は「掲載記事と事実が異なる」としながらも、「数年に渡り本来支払うべき金額を過少に見積もった金額をお支払いしていたことは事実であり、積算された本来受け取る金額との差額について、釈氏と協議の上、支払い計画を講じて支払いをしております」と続け、給与の満額を支払っていなかったことを認めた。

 釈は今年4月に個人事務所を設立。現在はトミーズ側と業務委託契約を結んで活動している。トミーズは「これらの経緯が未払い問題に端を発した、記事にあるような『ブチ切れ独立』ということでは全くございません」と、報道内容を強く否定した。

 トミーズ側は釈との関係性について「平成11年デビュー以来、釈氏を育ててきた弊社創業者の小林謙治が平成28年に代表取締役を退任して以降、3人の代表交代などに伴い、当事務所を離れたいという申し出は何度かございました。しかしながら後に残るスタッフのことを慮って現在に至る弊社との関係を保ってこられたという経緯がございます」と説明。「今後については協議の上、本人の意思を尊重しながら芸能活動のサポートをさせていただきたいと思っております」と、良好な協力体制をキープしていく旨を記していた。

 この内容を確認した釈は、ブログ上で「本来ならタレントの情報について、注意深く管理しなければならないはずの事務所から、不用意にこのような情報が出されたことに正直困惑しています」と複雑な心境を吐露。しかしながら釈は「トミーズアーティストカンパニーと協議のうえ進んで参ります」と、まずは騒動の収束を第一に考えた動きを見せていた。

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2019年7月30日のニュース