【明日6月11日のなつぞら】第62話 雪次郎、劇団「赤い星座」の舞台に…なつは新仕事に挑戦

[ 2019年6月10日 13:00 ]

連続テレビ小説「なつぞら」第62話。劇団「赤い星座」の舞台「人形の家」に見入るなつ(広瀬すず、右)と雪次郎(山田裕貴)(C)NHK
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 女優の広瀬すず(20)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜前8・00)は11日、第62話が放送される。

 咲太郎(岡田将生)に誘われ、劇団「赤い星座」の舞台「人形の家」を見に行ったなつ(広瀬)と雪次郎(山田裕貴)。終演後、2人は咲太郎の案内で主演女優の亀山蘭子(鈴木杏樹)を紹介してもらう。風車に帰っても、なつの熱は覚めやらず興奮気味に亜矢美(山口智子)に報告。雪次郎は、周囲が驚くほどに冷静な視点で、物語について語り始める。そして、なつはアニメーションの仕上げの新しい仕事であるトレースに挑戦する。

 節目の朝ドラ通算100作目。大河ドラマ「風林火山」や「64」「精霊の守り人」「フランケンシュタインの恋」、映画「39 刑法第三十九条」「風が強く吹いている」などで知られる脚本家の大森寿美男氏(51)が2003年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

 音楽は数多くのアニメ作品に携わり、代表作に「おそ松さん」「3月のライオン」などがある橋本由香利氏。主題歌は「ロビンソン」など数々の名曲で知られる4人組ロックバンド「スピッツ」の「優しいあの子」。スピッツが朝ドラに楽曲を提供したのは初。語りはお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良(54)で、内村がドラマのナレーションを務めるのも初となった。

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