ソフトバンク・城島健司CBOがドラフト1位指名・佐々木麟太郎を生視察 4月上旬に米国で

[ 2026年4月21日 06:00 ]

スタンフォード大・佐々木麟太郎
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 ソフトバンクの城島健司チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO、49)が、昨秋ドラフトで1位指名したスタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(21)を4月上旬に米国で初視察していたことを明かした。全米大学体育協会(NCAA)リーグ戦3試合を視察し、現地でしか分からない“人間・麟太郎”を観察。チームの核になれる選手だと改めて高評価した。

 城島CBOは4月上旬に渡米し、佐々木のプレーぶりを初視察した。そこには明確な目的があった。

 「彼がプレーしているのを生で初めて見た。目的は打つ、打たない、ではなくグラウンドでの(チームメートとの)接し方、相手投手がどう評価しているかとか。どんな人間なんだろう、彼に引かれる理由は何だろうとかは、iPad(アイパッド)じゃ見られない部分。それが見に行ったことでよく分かりました」

 昨年11月に米国で指名あいさつした際に熱意は伝えており、今回は「あいさつ程度ですよ。1分も話してないぐらい」。現地ではNCAA1部リーグの3試合を視察。「僕が行った時には打たなかった。ハードヒット1本だけ。でも、期待しているところはそこじゃない」。高校時代に岩手・花巻東で通算140本塁打を放った打撃のチェックではなく、生でしか分からない部分を観察。昨秋ドラフトの後に「40、45歳まで何年もチームの核として引っ張ってくれる」と話していた期待は確信へと変わったという。

 「チームの核になる選手って何人も現れない。僕らはそう踏んでいます。評価した上での指名だと思っていますから」

 佐々木は19日(日本時間20日)のマイアミ大戦で2試合連続となる12号を放つなど調子を上げている。7月中旬に予定されているMLBドラフト会議でも指名される可能性があり、「打てば打つほど(ソフトバンク入団は)遠くなる。不思議ではありますけどね」ともどかしい思いも口にした。ほかに「大学残留」「他大学への編入」という選択肢もある。

 佐々木の決断がどうであれ、城島CBOはできる限りのことを進めていく。ソフトバンクの交渉解禁はスタンフォード大の全日程終了後だが、今後も渡米して調査を重ねていく方針だ。「近くなってきたら僕も構えますけどね」。人間性も高く評価する怪物スラッガーの入団を信じながら最善を尽くす。

 ▽MLBドラフト対象選手 高校、短大生は最終学年、4年制大学の場合は3年以上の在学、または2年以上の在学で21歳以上の選手が対象。05年4月18日生まれで21歳になった佐々木は26年ドラフトの対象となる。NPBは23年10月25日に、海外で在学中の日本選手を指名した際の契約交渉期間を会議翌年7月末日に変更。これにより例年6、7月のMLBドラフト会議の結果を待ち進路決定が可能となった。

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