日本ハム　BC茨城のハンソン獲得　7ポジション守るオールラウンド助っ人、メジャー12本塁打

ブルージェイズ時代のアレン・ハンソン
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　5位から上位浮上を狙う日本ハムは8日、新外国人としてBC茨城のアレン・ハンソン内野手（30）を獲得したと発表した。今季の開幕後の外国人補強は12球団で初めて。今季終了までの契約で年俸1500万円プラス出来高払いで、背番号は94に決まったが、ユニホームの作製が間に合わないため当面は別の番号をつける。

　ドミニカ共和国出身のハンソンは16～19年にメジャー4球団でプレーし、今春からBC茨城に加入。メジャーではバッテリー以外の7ポジションを守り、両打ちで通算261試合で打率.232、12本塁打、55打点。チームではともに二塁を守る石井とドラフト3位・加藤豪、外野の五十幡ら故障離脱者が続出しており、野手の層を厚くする狙いがある。

　早ければ、9日のイースタン・リーグDeNA戦（鎌ケ谷）に出場する予定の助っ人は、球団を通じ「毎日全力で、100％を出しきる。アレン・ハンソンという選手のプレーを楽しんでいただければ」とコメント。稲葉篤紀GMは「今のチームにとって必要な戦力」と期待した。

　◇アレン・ハンソン　1992年10月22日生まれ、ドミニカ共和国出身の30歳。セナペック・ラ・ロマーナ高から09年にアマチュアFAでパイレーツと契約し、16年にメジャーデビュー。ホワイトソックス、ジャイアンツ、ブルージェイズと渡り歩き、メジャー4球団で通算261試合に出場した。1メートル83、77キロ。右投げ両打ち。