阪神・岡田監督 佐藤輝に説いた“打撃の神様”の格言 好調維持へ1本出た後が大事

[ 2023年5月9日 05:15 ]

好調な阪神・佐藤輝
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 阪神・岡田監督が佐藤輝に「好調維持」の秘けつとして打撃の神様の教えを説いた。5日の広島戦で4号2ランを放った後の2打席が連続三振。粗い内容に映り「1本出たら逆に、より慎重にならなあかん」とクギを刺し、「俺らが若い時に川上さんがよく言ってたやん。ヒット1本打って、フォアボール1個選んだら首位打者やって」と格言を持ち出した。

 通算2351安打を放った巨人の大打者、故川上哲治氏の言葉は3打数1安打、打率.333のペースを続ければリーディングヒッターになれるという計算だ。それだけ四球は重要であり、ボールの見極めができれば、調子の低下を防げると、指揮官は訴える。
 「ボール球を振り出して、だいたいバッティングは崩れていくもんやからな」

 今季16四球を選んでいる主砲も「別に気を抜いてるつもりはないですけど。(投手の)いいボールが来たというだけで」と見極めの大切さは重々承知。直近10試合で打率.343、4本塁打、11打点の状態を維持できれば、自然とチームの白星も増える。(倉世古 洋平)

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