巨人ドラ4・門脇がプロ1号2ラン含む3安打4打点 バウアーKO 今季最多16安打で連敗3で止めた

[ 2023年5月9日 20:43 ]

セ・リーグ   巨人9―2DeNA ( 2023年5月9日    新潟 )

<D・巨>6回、門脇はバウアーから2ランを放つ (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 巨人は9日、新潟で首位のDeNAと対戦し9―2で快勝した。打線が今季最多の16安打で9得点と爆発し、先発の戸郷翔征投手(23)が今季チーム初完投となる9回6安打2失点の好投で4勝目を挙げた。敗れれば単独最下位転落の可能性もあった一戦で投打がガッチリかみ合い、連敗を3で止めた。

 先発の戸郷が初回、佐野の先頭打者アーチを打たれ先制点を許したが、打線がDeNA先発のバウアーを攻略した。2回に岡本が左中間ソロで同点。さらに、ドラフト4位ルーキーの門脇が2死二塁から一塁線へ鋭い打球を放ち、一塁へ足からスライディング。一塁ベースカバーに入ったバウアーと交錯する形となった。1度はアウトの判定となったが、原監督のリクエストでリプレー検証を行った結果、一塁内野安打となり、二塁走者の生還も認められて勝ち越しに成功した。

 門脇は4月18日の同戦(長崎)以来のスタメン出場。4回にも右前適時打を放つと、大城の2ランが飛び出した6回には、さらに迎えた1死一塁の場面で、カウント2ボール1ストライクから高めに浮いたチェンジアップを右翼席に運ぶプロ1号を放った。

 プロ初の3安打で4打点を放った門脇を筆頭にバウアーに11安打を浴びせて7得点。8回にはウォーカーに2号ソロ、9回には岡本和の左前適時打で駄目を押した。打線の援護を受け、先発の戸郷も6安打2失点の完投で4勝目を挙げた。

 ▼門脇 久々のスタメンということで、結果出すしかないと腹を決めて振りに行った。偉大な方なので、絶対全部打つと決めて打席に立ちました。(スライディングは)あれは接触を避けるために、自然とスライディングをしていました。(初本塁打は)こんなに歓声がわくのだと実感しました。(初本塁打の記念球は)お父さんにプレゼントします。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月9日のニュース