巨人ドラ4の門脇 執念の一塁スライディングで勝ち越し バウアーとの交錯にSNSでも物議

[ 2023年5月9日 18:53 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2023年5月9日    新潟 )

<D・巨>2回、門脇の打球にベースカバーに入る (撮影・西川祐介)
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 巨人のドラフト4位ルーキー、門脇誠内野手(22)が9日のDeNA戦(新潟)に「8番・三塁」で先発出場。4月18日の同戦(長崎)以来のスタメン出場で、気迫あふれるプレーで勝ち越し点をもぎとった。

 2回に岡本和のソロで同点に追いついて迎えた2死二塁。門脇はフルカウントから高めに浮いたチェンジアップに食らいついて一塁線へ鋭い打球を放った。門脇は一塁へ足からスライディング。一塁ベースカバーに入ったバウアーと交錯する形となった。1度はアウトの判定となったが、原監督のリクエストでリプレー検証を行った結果、一塁内野安打となり、二塁走者の生還も認められて勝ち越しに成功した。

 「梶谷さんが盗塁でチャンスを作ってくれたのでホームに還したいと思っていました。追い込まれていたので何とか食らいついていきました。必死に走っていて気が付いたらスライディングしていました。勝ち越せて良かったです」

 ネットでは一塁へのスライディングが話題に。バウアーが避ける形となったが、そのまま駆け抜けていれば衝突の可能性もあっただけに「門脇がスライディングで下に行ったからバウアーが避けられた」「執念を感じた」や「バウアーのよけ方が良かった」「ケガがなくて良かった」などの声が上がっていた。

 門脇は4回2死三塁の第2打席でも右前適時打を放った。

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