DeNA 両リーグ最速20勝お預け…バウアーがまさかの6回7失点“大炎上”で来日初黒星

[ 2023年5月9日 20:46 ]

セ・リーグ   DeNA2―9巨人 ( 2023年5月9日    新潟 )

<D・巨>6回、バウアーは門脇に2ランを浴びる(撮影・西川祐介)
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 首位・DeNAは9日、5位・巨人に2―9と敗戦。両リーグ最速の20勝到達はお預けとなった。先発のトレバー・バウアー投手(32)が6回11安打7失点(自責6)と崩れ、来日2戦目にして初黒星。3本塁打を浴びるなど防御率4・85まで下降し、初の新潟は苦い思い出となった。

 打線は初回、佐野が2試合連続先頭打者本塁打となる6号ソロを放ち1点を先制。来日2連勝を狙うバウアーだったが2回、岡本和に5号同点ソロを被弾。2死二塁から門脇の一塁線への打球に対し、ベースカバーへと走り一塁ベース付近で門脇と交錯。けがの様子もなくひと安心する場面だったがリクエストの結果、アウト判定が覆り記録上は一塁への適時内野安打により逆転を許すことになった。

 4回には2死三塁から門脇に右前適時打を浴び1失点。6回も続投となると無死一塁から大城卓に5号2ランを被弾。さらに1死一塁から門脇にも1号2ランを被弾。巨人打線から11安打を浴び、来日2度目の登板は苦い結果に。特に門脇と大城卓には両者とも3打数3安打を撃ち込まれてしまった。

 それでも6回103球の熱投で8奪三振をマーク。2盗塁を許すなどセットポジションからの投球には課題を残したが、20年のサイ・ヤング賞右腕としての“プライド”を感じる気持ちの入った投球となった。

 一方、打線は戸郷の前に2回から8回まで2安打と沈黙。9回は2死一、二塁から関根が右前適時打を放ち一矢を報いたものの完投勝利を許した。

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