ヤクルト・吉村“虎の村神様”に投げ勝った！6回1安打無失点の快投「真っ直ぐが走っていた」

セ・リーグ   ヤクルト1―0阪神 （ 2023年5月9日    甲子園 ）

笑顔を見せたヤクルト先発の吉村（撮影・須田麻祐子）
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　ヤクルトは先発の吉村が6回1安打無失点で今季2勝目。打線は開幕から続いていた阪神先発・村上の連続無失点記録をサンタナの一発で止め、これが決勝弾となった。

　吉村は“虎の村神様”村上との投手戦に「凄く良いピッチャーなので、ロースコアになると思っていました。自分のピッチングをできればいいと思って投げてました。真っ直ぐが走っていて、そこで押せたのがよかったと思います」と自身の投球を振り返った。

　0―0の6回2死から3連続四球で2死満塁のピンチを招いたが、佐藤輝を空振り三振に斬ってピンチを切り抜けた。「自分が招いてしまったピンチなので、絶対に抑える気持ちで投げていました」と振り返った。

　自身が降板して1―0で迎えた9回は守護神の田口が1死三塁のピンチから2者連続三振で試合を締めた。「凄く頼もしい先輩なので安心して見る事ができました」と田口の力投に感謝した。

　この勝利で自身2連勝。「変わらず自分の投球を続けて、この流れに乗って勝利を積み重ねていければいいかなと思います」と今後の登板に向けて意気込んだ。