天理「1年生トリオ」躍動で決勝進出「3人とも動じない」中村監督は強心臓を高評価

[ 2023年5月9日 19:48 ]

高校野球奈良県春季大会準決勝   天理9―2橿原 ( 2023年5月9日    佐藤薬品スタジアム )

<天理・橿原>4回に左中間への適時二塁打を放った天理・下坊大陸(撮影・河合 洋介)
Photo By スポニチ

  天理が橿原を9―2の8回コールドで下し、決勝に進出した。

 甲子園春夏通算55度の出場を誇る名門で、「1年生トリオ」がハツラツとグラウンドを駆け回った。先発メンバーに1年生が3人。「2番・中堅」の下坊大陸は、4―2の4回2死一塁で左中間への適時二塁打を放って貴重な追加点を挙げた。

 同学年の一打に負けじと「7番・一塁」の冨田祥太郎が3安打。「9番・遊撃」の赤埴(あかはに)幸輝は、手堅く3四球3得点で貢献した。

 ベンチ入りの選手20人のうち4人が1年生。中村良二監督は「公式戦の方が成長すると思う。春は我慢してあげないといけない部分もある。(先発した)1年生の3人は動じない」とハツラツとしたプレーを称えた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月9日のニュース