楽天が2連敗で最下位脱出ならず…新打順も機能せず零敗に石井監督は「良いアプローチできなかった」

パ・リーグ   楽天0―2オリックス （ 2023年5月9日    楽天モバイルパーク ）

＜楽・オ＞7回、凡退した岡島（右）の奥で厳しい表情の石井監督（撮影・光山　貴大）
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　楽天が本拠地でオリックスに屈辱の零敗を喫し、2連敗で最下位を脱出できなかった。

　相手先発は好投手の宮城とあって、大幅に打線を組み替えて臨んだ一戦だった。なかなか調子が上がらない浅村を2年ぶりに2番で起用し、岡島を4番に置く新打順も機能せず。宮城に9回を単打4本、無得点に封じられ、三塁すら踏めなかった。

　投げては先発・早川が7回まで2安打無失点に抑えながら打線の援護を待った。0―0の8回に2本のソロを浴びたが、好投を続けている間に援護点を奪えなかったのが敗因。ゲーム差なしの5位・日本ハムが敗れたため、勝つか引き分けで最下位から脱出できていただけに手痛い敗戦となった。

　以下、試合後の石井監督の一問一答。

　――打線を組み替えて臨んだ一戦。

　「いろいろ考えて組みました」

　――宮城を攻略できず。

　「全体的にうまくかわされたというか、いいアプローチができていなかったかなと思います」

　――早川が好投。

　「出だしから良いリズムで、良い球の質や精度があった。しっかりと終盤まで引っ張ってくれた」

　――8回の2被弾はもったいなかった？

　「もったいないのはもちろんですけど、そこまで引っ張ってくれたので、一つのシーンだけを切り取るのは良くないかなと思います」

　――新打線の狙い。

　「1番から9番までという線で考えた時に、今日のようなこともあっていいのかなと思って」