こどもの日に鯉のぼらず…広島3連敗で借金2 遠藤が今季最短3回4失点KO 投手陣3被弾は今季最悪

[ 2023年5月5日 21:10 ]

セ・リーグ   広島0ー5阪神 ( 2023年5月5日    マツダスタジアム )

<広・神>3回2死一塁、佐藤輝(右)に2ランホームランを打たれた遠藤(撮影・成瀬 徹)
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 広島が阪神に敗れ、開幕4連敗以来の3連敗を喫し、借金2になった。

 先発・遠藤は立ち上がりからリズムに乗れなかった。初回。2死からノイジーに左前打を許すと、続く大山に143キロ直球を左中間スタンドへ先制2ランを被弾した。

 前回4月28日の巨人戦では5回3失点。今回も精彩を欠く内容となった。2回は無失点に抑え、立ち直ったかに思われたが、3回は2死から大山に左前打されると、佐藤輝に左越え2ランを浴び、追加点を奪われた。今季最短KOとなる3回5安打4失点となった。4月6日にこのカードで挙げて以来となる今季2勝目には届かず、肩を落とした。3番手の塹江もミエセスに一発を浴び、投手陣は今季ワーストの1試合3被弾となった。

 打線も好機は演出するものの、1点が遠い展開が続いた。2点を追う初回は菊池、上本の1、2番がいずれも中前打を放ち、無死一、三塁の好機を迎えた。ここで試合前まで得点圏打率・421と勝負強さを発揮していた秋山を迎えたが、空振り三振。続くマクブルームも遊飛に倒れた。

 5番・西川の打席では一塁走者の上本がけん制球で誘い出され、三塁走者の菊池が本塁突入を試みたが、挟殺でアウトになった。

 0―4の4回は2死から連打で一、二塁の好機をつくったが、堂林が遊ゴロ。4月19日の対戦では大竹から1点しか奪うことができず苦戦したが、2度目の今回も相手の術中にはまった。リリーフ陣にも抑えられ、今季4度目の零敗となった。

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