楽天が最下位転落　田中将7回1失点も3勝目消えた…終盤の継投裏目

パ・リーグ   楽天2ー5日本ハム （ 2023年5月5日    エスコンF ）

＜日・楽＞6回、万波を遊ゴロに打ち取りベンチに下がる田中将（撮影・高橋　茂夫）
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　楽天は5日、日本ハムに2―5で逆転負けを喫し、最下位転落となった。

　日本ハムとわずか1ゲーム差で迎えた直接対決。先発した田中将大は、5回までわずか3安打無失点投球。だが、打線は日本ハム先発・加藤貴の前に4安打無得点と緊迫した投手戦となった。

　均衡を破ったのは6回。先頭の山崎から連打と犠打で1死二、三塁の好機を作った。浅村のボテボテ二ゴロに三走・山崎が迷わずスタートを切った。送球が少し逸れると、タッチをかいくぐって生還して先制。続く島内の二ゴロの間に2点目を奪った。

　先制の援護をもらった田中将は7回に左犠飛で1点を失ったものの、7回1失点と先発の役目を果たした。だが、8回に2番手・西口が連打と暴投で無死二、三塁とピンチを広げ、松本剛に右犠飛を許して同点となり田中将の今季3勝目は消えた。

　さらに同点の場面で3番手・伊藤茉を投入も万波に右中間を破られる2点三塁打を浴びて勝ち越し点を献上。続く細川にはスクイズを決められて試合を決定づけられた。2－5の逆転負けで、チームは最下位転落となった。