吉田正尚 先制6号ソロに「1球で仕留められたのは良かった」3安打3打点で6連勝に貢献

[ 2023年5月5日 12:59 ]

ア・リーグ   レッドソックス11―5ブルージェイズ ( 2023年5月4日    ボストン )

<レッドソックス・ブルージェイズ>初回1死から先制の中越え6号ソロを放った吉田(AP)
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 レッドソックスの吉田正尚外野手(29)が4日(日本時間5日)、本拠地ボストンでのブルージェイズ戦に「2番・左翼」で先発出場。初回に2試合ぶりの本塁打となる先制の中越え6号ソロを放つなど3安打3打点と活躍、メジャートップの14試合連続安打でチームの6連勝に貢献した。

 初回の先制弾に続き、2回に右前適時打、4回には左前適時打。広角に打ち分けた吉田は、試合後に初球を叩いた先制弾を振り返り、吉田は「1球で仕留められたのは良かった」と笑顔。チームの調子には「勢いがある。同じ地区なので4連勝は大きい」と4連戦4連勝のスイープに声を弾ませ、8回にリーグ単独トップの11号2ランを放つなど、同じく好調のディバースについては「キャリアもありますし、すごくパワーがある選手だと思う」と話した。

 吉田はこの日、初回1死の第1打席でブ軍先発右腕ガウスマンの初球の内角直球を完ぺきにとらえて中越え6号ソロ。打球速度は101・6マイル(約163・5キロ)、飛距離は400フィート(約121・9メートル)。2日(同3日)のブルージェイズ戦で中越えソロを放って以来2試合ぶりの本塁打で、4月20日(同21日)のツインズ戦から続く連続試合安打を「14」に伸ばし、継続中の記録のメジャー最長を更新した。2回2死三塁の第2打席では1ボール1ストライクから右前適時打。1日(同2日)のブルージェイズ戦から続いている連続試合マルチ安打は「4」とし、さらに4回無死三塁の第3打席でも1ボール1ストライクから外角直球を左前適時打し、4月24日(同25日)のオリオールズ以来となる今季2度目の1試合3安打、メジャー初の3打席連続打点も記録した。左腕メイザと対戦した5回2死三塁の第4打席は三ゴロ、右腕ポップと対戦した9回無死二塁の第5打席は投ゴロだった。

 これで通算成績は27試合で104打数33安打、打率・317、6本塁打、24打点となった。

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