専大松戸、6年ぶり春王者　エース・平野が自己最速タイ151キロ　木更津総合に10―0

春季高校野球　千葉大会決勝   専大松戸10－0木更津総合 （ 2023年5月4日    千葉県野球場 ）

＜専大松戸・木更津総合＞自己最速タイの151キロをマークした平野（撮影・柳内　遼平）
Photo By スポニチ

　専大松戸（千葉）は難敵の木更津総合に大勝し、6年ぶり5度目の優勝を決めた。

　プロ注目のエース右腕・平野大地（3年）は9回1死から救援し、2/3回を2安打無失点。選抜後初の公式戦登板で自己最速タイの151キロをマークし「出番があれば思い切ってやろうという気持ちでいました」と胸を張った。

　昨夏から両肩付近の肋骨を痛めていた影響で8強入りした今春選抜の最速は146キロ止まり。完全復活を予感させる大台突破だ。関東大会（20日開幕、神奈川）へ向け「優勝して（夏の）千葉に乗り込めるように」と表情を引き締めた。