ラミレス氏 野球の出会いは「6歳のときに路上で」 生活貧しく…牛乳パックがグローブ代わり

[ 2023年5月5日 21:52 ]

アレックス・ラミレス氏
Photo By スポニチ

 DeNA元監督のアレックス・ラミレス氏(48)が5日放送のNHKEテレ「スイッチインタビュー」(後9・30)に出演。野球好きという女優の寺島しのぶ(50)と対談し、野球との出会いを振り返った。

 ラミレス氏は01年にヤクルトに入団。巨人、DeNAでもプレーして外国出身選手初の通算2000安打を達成し、DeNAでは監督も務めた。今年、競技者表彰のプレーヤー部門で殿堂入りを果たした。

 寺島から「いつ野球に出会ったんですか?」と質問されたラミレス氏は「6歳のときに路上で野球を始めました」と振り返った。1974年にベネズエラで生まれたラミレス氏だが、生活は貧しく「誰もグローブを持っていなくて。牛乳パックを切って、グローブ代わりにして、ほうきをバットの代わりにして。ボールは靴下を丸めてテープで固定して」と身の回りにあるものを工夫して野球道具にしていたと明かした。

 また、球場で野球をすることはなく「“ストリート”が僕らの野球場でした」と懐かしんだ。ラミレス氏は8歳の時に地元のリトルリーグの監督に見込まれてチームに参加。15歳で学費のかかる学校を辞め、16歳でクリーブランド・インディアンス(現ガーディアンズ)にスカウトされてプロ契約。6年後に念願のメジャーに昇格した。

続きを表示

2023年5月5日のニュース