メッツ・バーランダー 移籍後初先発は5回5安打2失点 右大円筋損傷から復帰

[ 2023年5月5日 03:34 ]

インターリーグ   メッツータイガース ( 2023年5月4日    デトロイト )

メッツ先発のジャスティン・バーランダー(AP)
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 メッツのジャスティン・バーランダー投手(40)が4日(日本時間5日)、敵地・デトロイトでのタイガース戦に移籍後初登板初先発。5回5安打2失点でマウンドを降りた。

 立ち上がりに落とし穴があった。初回1死からタイガース2番・グリーン、3番・バエスに連続本塁打を被弾。状態が心配されたが現役最多、通算244勝右腕はすぐさま立て直してみせた。威力ある直球を軸にスライダー、カットボール、カーブなど変化球を効果的に配球。0-2の5回には無死から二塁打を許し、ピンチを迎えたが、ロジャーズを直球、マッキンストリーをスライダーで連続三振。2死後、グリーンも二ゴロに仕留めて役割を終えた。

 バーランダーは昨季、アストロズでリーグ最多の18勝、防御率1・75の好成績をマーク。2020年の右肘のトミー・ジョン手術から復活して自己3度目のサイ・ヤング賞を獲得し、チームの世界一の原動力となった。

 昨オフに2年総額8660万(約117億8200万円)ドルの契約でメッツに加入。ローテーションの柱として期待されていたが、開幕直前に右大円筋の軽度の損傷が判明し、負傷者リスト(IL)入り。チームの今季32試合目が自身の“開幕”となった。

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