大谷翔平 大量得点導く一打 7試合連続安打から一挙6得点 3回で先発全員安打、2桁得点

[ 2023年5月5日 03:22 ]

インターリーグ   エンゼルスーカージナルス ( 2023年5月4日    セントルイス )

<カージナルス・エンゼルス>3回、安打を放つ大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が4日(日本時間5日)、敵地セントルイスでのカージナルス戦に「2番・DH」で出場。3回無死からの第2打席で7試合連続安打を放ち、味方の猛攻撃を呼び込んだ。

 4-2の4回。先頭打者として打席に立った大谷は確実に打つべき球を待った。カージナルス先発・フラーティの投球を見極め、カウント3-1からの91・4マイル(約147・1キロ)低めカットボールを確実にコンタクト。右前へと運び、出塁した。

 大谷の一打が猛攻撃の呼び水となった。3番・レンフローの右前打、4番・レンドンの死球で無死満塁。ラムの右前打、ウォードの右犠飛で着々と加点。7番・タイスから4連打も生まれ、この回7安打で6得点。3回で早くも先発全員安打となり、2桁10点を奪った。

 前日3日(同4日)の同戦では「3番・投手兼DH」で今季7度目の投打同時出場。メジャー自己最多タイの13奪三振を記録し、同通算500奪三振に到達。ベーブ・ルース以来、史上2人目の通算「500奪三振&100本塁打」を達成した。5回5安打4失点で5勝目を手にすることはできなかったが、先発としての責任投球回はまっとうした。打撃でも今季3度目の3安打を記録。投打両面でチームの3連勝に貢献した。

 投打同時出場の翌日はデーゲームとなったが、普段のように疲労の色はなし。第1打席はストレートの四球で出塁。3回、2度目の打席となった1死一、二塁からの第3打席も四球。確実にボールを見極め、出塁した。

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2023年5月5日のニュース