横浜高がつなげた“運命”…阪神・及川の目標は偉大な先輩たちの背中を追いかけ、追い越すこと

[ 2023年5月5日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神3ー2中日 ( 2023年5月4日    甲子園 )

<神・中>8回、リリーフカーで登場する及川(撮影・平嶋 理子)
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 【記者フリートーク】及川は横浜高の先輩同士の投げ合いを前に、不思議な縁を教えてくれた。7年前の16年夏。当時は中学3年生だった及川少年は、神宮球場で行われた日米大学野球選手権のある試合で始球式を務めた。その時、侍ジャパン大学代表の主将が、柳だった。「多分、柳さんは覚えていないかもしれないですけど…。横浜高校(への進学)が決まっていたこともあって、あいさつさせてもらった」

 後にチームメートとなるもう一人の横浜OB・伊藤将、そして島田も当時の侍ジャパン大学代表の一員だった。後にプロの世界で再会する数奇な運命を、当時は想像できなかっただろう。「昨日も涌井さんが投げていましたし。刺激と言ったら何か違うけど、負けたくない気持ちはあります」。偉大な先輩の背中を追いかけ、追い越すことが高卒4年目左腕の大きな目標だ。(阪神担当・阪井 日向)

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