【阪神・岡田監督語録】ミエセス来日初弾「気合入りすぎやから、あんまり気合入れるなって言うたんやけど」

[ 2023年5月5日 22:03 ]

セ・リーグ   阪神5ー0広島 ( 2023年5月5日    マツダスタジアム )

<広・神>4勝目を挙げた大竹(右)と笑顔でタッチをかわす岡田監督(撮影・大森 寛明)
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 阪神は大山と佐藤輝に2ラン、来日初出場のミエセスがソロを放った。先発の大竹は7回無失点で4勝目。投打がかみ合って連勝を3に伸ばし、貯金を今季最多の5とした。岡田監督とメディアとのやりとりは以下の通り。

 ―大山が先制弾。
 「勢いつけたよなあ」

 ―ここにきて調子が上がっている。
 「なあ。なんか打つ雰囲気があるもんなあ」

 ―2アウトからの得点はチームに勢いがつく。
 「そうやなあ。ちょっと1、2番があんまり出えへんからなあ。調子悪いけど。なあ、そこからでもチャンス作れるからなあ」

 ―4番、5番が打ってくれると。
 「うん、まあ、そら、あのへんは得点源やからなあ」
 ―佐藤輝もいよいよ本物というか。

 「もうちょっとあとの打席を大事に打たなあかんわな(2三振)。はっきり言って。ああいうのでな、崩れる可能性があるからな。ゲームの中で。だからな、あんまりなボール球とか振りだしたら、また、おかしくなる可能性があるから。大事にいかなあかんわな。

 ―大山の話に戻ると、調子悪いときに比べて何が違うか。
 「いやいや、タイミングよ。タイミング、タイミング、タイミングやん。だから、ボール球でもな、見切り方がええよな、やっぱりな。見送り方というかな」

 ―昨日は初球で、今日はファーストスイングで2安打。ミスショットが少ない。
 「そうやな、多分、甘いボールを一発で仕留めてるんやろな。厳しいところ来たらそんなに打てへんけどな、そういうときはボール球とか、そういうのだけを気をつけなあかんな」

 ―ミエセスは昇格していきなり本塁打。
 「最初はちょっと力んでもうて、前でホームラン打つから余計にお前なあ、練習の時からちょっと、気合入り過ぎやから(笑)、あんまり気合入れるなって言うたんやけど」

 ―守備でもいいプレーが出た。
 「おお、なあ」

 ―流れを渡さないプレー
 「やっぱり一生懸命するからな、チームにとっては絶対、雰囲気的にも良くなるよな、ああいうプレーするとな」

 ―つらいこともあった。これをきっかけに本人のリズムも上がっていけば。
 「不幸は想定外やったけどな。まあ最初、交流戦までな、ちょっと日本のピッチャーに慣れてっていうのもあってな、そないして下(2軍)でスタートしたんやけど、ちょうどいい機会というかな、そういうタイミングがちょうどあったから。あの1発はやっぱりな、本人もうれしいやろうけど、チームにとってもな、大きい1発よなやっぱりな」

 ―大竹も相変わらず安定している。
 「そうやなあ、まあ初回でもなあ、あそこうまいこといったよな、あそこで1点でも取られとったら嫌な感じやったけど、やっぱ落ち着いてるからな、ランナー出てもな」

 ―7回100球手前で代えたのは?
 「いやもうあそこで代えるつもりやったよ、5、6回いって、あと1イニングやなと。打順も回ってくるかもわからんかったからな、あそこまで投げられたら他のピッチャーもブルペンにおるからなあ」

 ―4戦4勝だが、ここまでの活躍は想像していたか?
 「いや、してないよ、そんなん。してるわけないやん、ここまでは。ある程度投げると思ったから、だから開幕ローテーションに入れたんやけど、ここまでとはなあ」

 ―4勝は単独トップ。
「まだまだ勝つんちゃうか、これ」

 ―貯金が今季最多5になった。
 「あっそう。そんな気にしてないよ、ナンボとか。まあ、一つ一つやからな。だからそんなん、今は気にするあれじゃないよ」

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2023年5月5日のニュース