巨人・原監督 3戦連続失点の田中千に「育つ時間を与えようと思う」 2安打の坂本は「いい役割」

[ 2023年5月5日 18:50 ]

セ・リーグ   巨人3-8中日 ( 2023年5月5日    バンテリンD )

<中・巨>中日に逆転負けし、ガックリの原監督(手前右)(撮影・椎名 航)
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 巨人は中日に逆転負けを喫し、3連勝を逃した。3-2と1点リードの8回1死二、三塁から5番手・田中千が細川の中前2点打で逆転を許すと、石川昂には2ランを被弾。代わった代木も福永に2ランを浴び、8回だけで6失点となった。

 ドラフト3位右腕の田中千は開幕から7試合連続無失点中だったが、2日のヤクルト戦(東京D)で8回にオスナに勝ち越し2ランを被弾。4日のヤクルト戦(東京D)は7―6の8回に登板し、奥村に同点犠飛を打たれた。

 試合後の原監督との一問一答は以下の通り。

 ――田中千がつかまった。

 「なんとか、昨日の今日だしね。というところで、そういう結果になったというところですね」

 ――(リリーフは)若い投手陣で形成している。試行錯誤も。

 「やっぱり継続して自分の役割を果たしていけるというのはプロの世界では大変なことなんでね。そのためには、やっぱり本人も相当なるエネルギーを消費しないとね。抑えた、抑えられなかった、打った、打てなかった、ということだけではなかなかこの世界はね。そういう意味ではいい経験ができたと思うしね、少し千晴には時間を与えようと、育つ時間を与えようと思っています」

 ――バッテリーとしても最近は失点が多い。

 「山瀬良かったね。なかなかけれん味なくね」

 ――4日に支配下登録され、初登板した三上は?
 「良かったね。いいスタートを切ったと思います」

 ――坂本は途中出場で2安打1打点。

 「プレーとしてはすごくいい、いい役割を果たしてくれた」

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